美しいものを学ぶための世界でただ一つの貸本屋「Modernist Mind Sharing Service」さんに登録してから、毎月一冊本が届くのが楽しみになっています。

先月はピエールジャンヌレをお借りしました。

コルビジェの右腕として活躍した方。あまり表に出てこない感じと「ディテールの達人」と呼ばれているこだわりや繊細さにとても職人ぽさを感じてすごく憧れます。表でバシッと活躍する方も素敵ですが、影の実力者的なポジションになぜか惹かれてしまうタチなのでとても興味があります。

人となりは置いておいたとして。やはりどの作品も素晴らしく、というか好みです。

実際に購入しようとするととてもじゃないけど、、、という感じなのでせめて写真集だけでもじっくりと見てみたいと思っていたところあまり流通しておらず、Modernist Mind Sharing Serviceさんにご相談したらお取り扱いがあるということで、さすがすぎる品揃えに感謝しつつお借りしました。

ジャンヌレについて詳しいわけではないので、私の勝手な印象と感想になりますが、おそらく、作品というより、実際に人が使うことを考えて作られているからこそ、「見たい」というより「欲しい」「使いたい」という気持ちにさせられるのかなと思います。

どこに置いても馴染みそうなシンプルさ、機能性。にも関わらずどこにもない存在感。

デザインに奇抜さは感じないのに、すごく気になる、目を引く、、、、こういうデザインを目指したいなぁと、図々しくも思いながらページをめくりました。