2019/07/18 13:28

台風が近づいているんですね。

昨日東京は久々に晴れ間が合ったのですが、今日は気温は低いですがじめっと。。。
直毛で硬めの私の髪は、ここ数日水分を思いっきし含んでずしっとべったり張り付いています。
台風が過ぎたら一気に夏になるんでしょうか。
なるだけ快適に過ごせるように、という気持ちでアイテムを作っていますが
その季節ごとの天候とか変化も含めて楽しめたらいいですよね。

この気温の低さもそろそろ終わりかなとは思いますが、次の新作のことも含めて
今までに作った羽織を見直しています。
私自身も実際に着用するので、次はこういう素材で作ってみようとか、もっと身幅をゆったりとろうとか
その時の気分も取り入れて、ベーシックなアイテムであっても常に変化させています。

ただ、一点だけ、「こうしよう!」と決めてから変えていないことがあります。
それは、羽織の前合わせの順番、重ね方です。


これには明確に理由があって、着物の前合わせに習っています。

詳しくは着物の着付け方のサイトなどでご確認いただいた方がいいかと思いますが、
右前、着物を着るときに右手に持っている方を先に着付ける(時間的に右が前)、つまり左が一番外側にきています。

「男性モノですよね?」とお問い合わせをいただくこともあるのですが、男性用として作っているということではなく
着物をイメージしているのでこの順番になっています。

長い間、ずっと日本人は和服でいたわけで、自分たちに似合うように改良され洗練されてきていたからこそ、
きっと和服が一番日本人に似合うアイテムなのではないかと思っています。
めったに着る機会もないですが、何かの折に着物に袖を通すと「日本人で良かった」となんとも誇らしい気持ちになります。
ただ、慣れていないと一日中着続けるのは難しいし今のライフスタイルではなかなか和服で生活というのは厳しいので
似合うアイテムであるにも関わらず洋服を優先させますよね。
洋服は足の長さや体のメリハリなど、体のラインを拾い、それが魅力になるのだと思いますが
どうしても「洋」の方の体型とは違いますし、体型の差異が強調されるのでどこか自信を持てなかったり、常にダイエットをしたり(それは私)になるなと思っています。しっくりこないことが多いですね。
着物だと、日本人に合うように作られているのでパシッと決まりますし、構造上、体のラインは強調せず
露出も少なく、それでいて艶っぽさがあります。
その着物の特徴、良さを取り入れたアイテム作りをしたいと思っていて、その意志表示の一つとして前合わせを「右前」にしています。

洋服でもなく和服でもないもの、、行き着くところそういったものが作れたらという理想はありますがそこはまだまだ答えがでていないので
今は、和服の要素を取り入れた洋服が出来たら、現代のライフスタイルに合いながら、自信が持てて、それが積極的だったり
行動的だったりといった変化につながっていったらなと思います。

前合わせ以外にも、シルエットなどどんどん着物の要素を取り入れていきたいです。
体型を出さずに魅力的にみせるというのは、おそらく布の量がキーになると思っています。
ジャストサイズでピタリと着るのではなく、ぶわっと纏う。その布感が不思議な魅力やオーラにつながるのではと思っています。
逆に露出しないことが艶っぽさにつながる。

自分たちが、というか自分がこれだったらしっくりきて自信が持てるというアイテムを作り、それが一つのスタイルになっていけば
また新しい日本人らしいファッションができるのかなと思います。その日本人らしいファッションに身を包んだ方が自信を持っていたら
逆に海外の方も着てみたいと思ったりするのかも、、私達がパリジェンヌに永遠の憧れを持っているように、逆に日本人のスタイルにも興味を持ってもらう。そういう交流っていいですよね。

大それたことを書いてしまった。。
妄想は膨らみますが、一つひとつ想いを込めて作品を作っていきますので、温かい目で見ていただけたら嬉しいです。


Enjoy your day!!!


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